自由

自由とはなんだろうか。
たまに、今自分は何かに縛られているなと感じることはある。
だが、それもなんだかんだ自業自得、因果応報なんだと思う。
外圧すらも、全ては自分の意思で選び取っている。自縄自縛だ。

こう書くと、少しばかり陰鬱とするけど、反面、とても自由を感じる瞬間もある。
状況は一切変わっていないけど、心は自由でいるのだという感覚。
どんな環境でも、心だけは「自由でいる自由」があるのだ。

変な話になるが、世間一般では悲しいという感情が引き起こされるような出来事があったとする。
だけれど、必ずしも自分も悲しむ必要はないと考えている。
そういう時、自分ってドライだなとニヒルな気持ちにもなるが、同時に「自由」も感じる。

それと、日常の何気ない場面に遭遇した時なんかも。

この前、散歩していると、自転車を走らせる一人のおじさんとすれ違った。
ふと、その後ろカゴに視線を移すと、そこには、まさに「無」といった表情でちょこんと座っている犬がいた。
なぜだか自分には、その姿がとても愛おしく思えた。

そして、そのすぐ近くの公園では小学生がビニールシートを広げてピクニックをしている。
そんな木漏れ日あふれる日だった。
その時は、不意に笑みがこぼれ、この世界はなんて自由なのだろうと視界が明るくなった気がした。


今、朝のファミレスでモーニングを食べながら、これを書いている。
そして、この一時だけは何ものにも縛れていないと思えている。
自由ってなんだろうか。