血肉とする

昨晩、ふと、自分が焦りながら食事をしていることに気づいた。
いや、元々、人から食べるのが早いと言われていたので、気づいたというより、自覚したという方が正しい。

そういう指摘を受けてから、ハッと思うことは何度かあったが、今回は強烈に痛感した。
「何かに追われでもしているのだろうか……」と心の中で呟いた。

おそらく自分は、せっかちな性格なのだ。
食事に限らず、色々なことに対し、何かに駆り立てられるように行うきらいがある。
ショートカット思考とでも言おうか、早く結論をと、急いでしまう。
それを自認しながらも、なかなか止められないのは、心の奥底の問題なのだと思う。

食事の話に戻るが、こんな食べ方をしていたら、つく栄養もつかないよなと感じた。
自分は結構痩せ型で、痩せているのはいいが、筋肉がつきづらい体質で、少し悩みであった。
だが、それもこれも、焦って食べる食べ方に端を発しているのかもしれない。
消化不良によって、痩せてしまうタイプのようだ。

いわゆる「早食い」というレベルまで早いとは思わないが、それでもたまに、自分が何を食べているのか無自覚な状態で口を動かしていることに気づく。
これではいけない。

そこで、食事をする時には、これが自分の「血肉」になるのだと、しっかりとイメージをしながら食べるようにしようと考えた。
食べている「それ」が血液となり筋肉になるという想像のもとであれば、もう少ししっかり味わえるであろうし、食べる速度も抑えられるだろう。

そうやって、他のあらゆることに対しても、それがどういう結果をもたらすのか自覚的になりたい。
極端に言えば、一挙手一投足を血肉とする生き方だ。
それを当面の目標としよう。